小説/読了

流しのしたの骨 江國 香織 新潮社　1999-09 売り上げランキング　15,555 Amazonで詳しく見る　　by G-Tools

幾度となく読み返しているので目新しい楽しみはないけれど，思い出し笑いにも似た楽しみがあった。
感嘆符なしの，ふつふつとした楽しみ。

随筆/読了

雨はコーラがのめない 江國 香織 大和書房　2004-05 売り上げランキング　54,883 Amazonで詳しく見る　　by G-Tools

読み進むたび目を見開き，ぎょっとして，息を呑み，ようやく気づいた。
犬との暮らしとして考えるからびっくりするんだ。
相手にひとつの人格を与えてしまえばなんのことはない。
だけども犬に人格を与えるのってそうそうできることじゃない。
だって言葉は通じないし，目を合わせるには俯かないとできない。
それなのに。
ほんとうにえらいことだよなあ。

小説/読了

空色勾玉 荻原 規子 徳間書店　1996-07 売り上げランキング　3,944 Amazonで詳しく見る　　by G-Tools

おもしろいよー。
端から端まで息を詰めて読みました。
三部作の残り2冊「白鳥異伝」と「薄紅天女」早く読みたい。
ファンタジー作家は50歳を過ぎても書けてこそ本物なんだって。
長生きを願う作家がまたひとり増えました。