随筆/読了

やがて哀しき外国語
村上 春樹

講談社
1994-02
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読んでいる間中「わーっ」っておもってた。
「わーっ 久しぶりだっ!」なのか「わーっ やっぱりおもしろい!」なのか,どっちも違うような,でもとにかく「わーっ」って。
知った名前やどこかで見たよな名前がいくつも出てきた。
傍らで某かの雑誌を読んでいた恋人に「○○って知ってる?」って聞くと「あーstingのbling on the nightのライヴツアーでサックス吹いてたのの兄弟」っていうような答えが返ってきたり。
ふうん,とか,へええ,とか,ひとの話にじっと耳を傾けるような読み方をした。
やりたいことをやりたいようになるということ。
生活の為の仕事だからやりたくない仕事も敢えてやるというのではなくて,やりたくない仕事をやるよりは生活の方に折り合いをつければいいという考え方。
やっぱり「うわあ!」とかそんな感想が出る。