昨日久々に運転した。
午後から洗車に出かけて,その後実家に用があって(従兄弟の家の新築祝いに貰ったお米を取りに行ったのだ)車を走らせていたのだけれど,小腹を満たした恋人が「眠いから運転代わって」というので。
ゴールド免許は金色の折り紙ほども価値のないペーパ免許なので,わたしはこうでもされないと運転しないのだ。
眼鏡をかけて,シートを調整。三点確認で出発。


眠いから,と云っていた恋人は眠るでもなくわかりやすいナビゲーションで実家までの道を誘導してくれた。
後で聞いたら「とてもじゃないけど眠れなかった」との由。
練習あるのみ,だ。(といいつつ練習する気はあんまりないのだけれど)


外環道の下を走っているときにラジオからケイコ・リーの声が聞こえてきた。
そういえば今日のゲストはって云ってたっけ。
信号を待って音量を少し上げる。

耳に飛び込んできたのは「だから未だに私は自分の声が嫌いです」という言葉。
嘘!
あんなにハスキーで素敵な声なのに。
ひとのコンプレックスというのはわからないものだ。
一等宝物になりそうなのに,とひとに思われていても本人が愛しく思ってるとは限らないなんて。
でもひとの評価に左右されないその価値基準は潔くてよいなと思った。


相変わらずiPodthe policeのヘヴィローテーションなのだけれど,落ち着いたらまたケイコさんの声を聴こうと思った。