2005-06-10 小説/読了 読む つむじ風食堂の夜吉田 篤弘筑摩書房 2002-12売り上げランキング : 69,420Amazonで詳しく見る by G-Tools安堵なんだろうか。 鼻の奥がつんとして目に涙が滲むような心地。 泣くんじゃなくて泣きそうになる。 それを堪えてにぃ,と笑う。 そういう心地のする本だった。 また装丁がすごく素敵。 群青色に淡い黄色の星ひとつ。 題字は白で,冬の夜のイメェジ。 胸のうちにすとんと落ちてくる。 好きだなあ。読み終えて嬉しくなる本。