2005-02-14 小説/読了 読む 時計坂の家高楼 方子リブリオ出版 1992-10売り上げランキング : 89,683Amazonで詳しく見る by G-Tools端々まで意識の行き届いていて,おもいきり浸りこめる物語だった。 「魔術師」「懐中時計」「庭」「時計台」心騒がせるkeywordにも事欠くことなく,ページを開くとたちまち咽帰るような緑に覆われた庭が顕現する。 児童文学侮りがたし。 子どもの頃に読めていたらなあ。でも今よりもっと捻た目をしていたから,今のようにおもいきり愉しむことはできなかったかもしれない。 楽しかった。